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Vol.2 |
| かわかみ外科・整形外科クリニック http://www.kawakami-clinic.com/ |
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| ───────────────────────────────── 【なるほどコラム】外反母趾 ───────────────────────────────── 今日は、外反母趾のお話です。この病気の原因ですが、一番はやはり靴で す。古い文献や埋葬された方の研究を見ると、江戸時代の日本にはこの病 気自体が存在しなかったようです。先の細いハイヒールは最も外反母趾を 誘発しやすいでしょう。また、男女比は1対10と女性に多く、もともと足の 幅が広い、母指が第2趾より長い、扁平足など、先天的要因も影響する と思われます。脳性麻痺や脳梗塞などの麻痺により、筋力の均衡が失わ れて生じることもあります。 治療ですが、基本的には手術をしなければ、直らないと言われています。 ただ、これは外観の話で、痛みなどの“症状”は、装具や運動療法でかな り改善します。装具は、趾間に挟むもの、ベルトの様なもので引っ張るも の等、いろいろです。足底のアーチを改善させるための、足底板も効果的 でしょう。 家庭で気軽にできるものとしては、運動療法があります。 まずは、入浴して、足を清潔にし、暖めます。 次にふくらはぎをマッサージし、足首もしっかりと回し、軟らかくします。 続いて、親指と小指を持って、両側にひっぱり、開くようにします。 両足の親指に輪ゴムをかけて、引っ張るのもよいようです。 他に、足指で鉛筆を持つ、ボールをつかむ、足指でじゃんけんをする、等も 効果的です。靴の歴史の長い欧州ではこの様な運動を、子供の頃からや るそうです。 これらの治療を試みて、やはり症状のとれない方で、手術を希望される方が 手術適応となります。手術はいろいろな方法がありますが、中足骨の骨切り (要は人工的に骨折させる)と、矯正後の再接着(骨がつくのを待つ)です。 ですから、3〜4週間の固定が必要となるのです。 大切なのは、なにより予防、ということになります。 ================================================================== 2004(c)Kawakami Surgery and Orthopedics Clinic. |
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